とんとんからり♪

おいもという人間はどうも立ち位置がふらふらとしてしまう人間で、特に織りに関しては、立ち位置をはっきりしろ！なんて言われたりすると、余計にわからなくなって、自分を見失うことがよくありました。


でも先日、ギャラリーのオーナーと初めて腹割って話しました。


そうしたら思わぬ収穫がありました。


まず、私は今まで、伝統工芸の先生にばかりついていましたが、どちらかというとおいも自身はアーティスト気質があるので、造形的な織りの方がむしろ合ってるんじゃないかと言われました。


おいももアクセサリーとかも作っていますが、そちらは値段が安いのもあるけど、どうも受けがよく、ギャラリーのオーナーは、私が遊び感覚で作ったものの方がおもしろくていいよ！と言っていました。



そしてやり続けることで成果というのは実るものだ。そうして生き残る人だけが機織り作家として残っていくのだということも力説されました。


そして、オーナーは一年ごとに目標を決めるといいよと言ってました。



今年は草木染めばかりとか、着尺でやるデザインをストールで試し織りしてみるとか。そんなアイデアをくださった。



私は全くハングリー精神が足りなかった。


とりあえず今年の目標。


＊真綿紡ぎを習得する

＊着尺をなんとしてでも織る


＊真綿シリーズを草木染めして織る


そうして肝心のおいもの立ち位置。


おいもは別に一つの織りに絞らなくてもいいことに気づきました。


どうして白か黒か決めなきゃいけないの？って、仙台のＫさんに言われてハッとしました。



おいもはいろいろな織りをやりたい！って昔から思ってたから、それがおいもの立ち位置なんだよ。



よし、これがわかったら誰になんて言われてもゆるがないよ。


よし、がんばる！



やる気がムクムク湧いてきた