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2010年10月15日

房の始末*

31作目のマフラーにやぎの刺繍して、房の始末してできあがり

房の始末*

30作目マフラーも房の始末を終えました

明日縮絨します
房の始末*




さすがに今日は疲れた~


明日はマッサージの日だー


今日、先生と会ってきて、枝織りに使う枝と鈴を受け取った。


すごい綺麗な鈴だった


なんか私、先生と話して、先生の織りはやっぱり尋常じゃない輝きがあるということを言ったら、先生は「私はいつもこの布が一番似合う人の所へ行って輝きなさいねって思いながら織っているわそれに首に巻いて付けてないときは、壁にかけても美しいものを!って思っているのよ」と言っていた。


私はそれを聞いて、先生はやっぱり素敵だな~と思った。



着物や服地を織りたいとか思っていたけど、私ももう30歳を目前にして取捨選択をしなければいけない時がきていることを感じる。



ホームスパンで服地を織る勉強はしようと思うが、将来的に織っていくものは、ショール、ストール、マフラー、スカーフ、帯くらいにとどめようと思っている。



多分私はこの先、服地や着物を織る機を揃えて、その仕事を全部やりきれるか、って言ったら、おそらく私の体力では無理だし、それだけの命の時間もないだろう。


昔、中学時代の委員長が、「大きな杯にちょびっと入ってる水よりも、小さな杯に並々と溢れてる水の方が何倍もいい。肝心なのは、それぞれに与えられた器の大きさの中に、どれだけの水を溢れさせることができるかだと思うのです。」と言っていて、その時は意味がわからないなりに、かっこいい言葉だなーと思ってたけど、今になって、ようやく今日の今の瞬間になってわかることができたように思う。


先生が輝いているのは自分の足るを知った上で、その器の杯の中に輝くほどの水が溢れているからだと思う。



私は大きな服地とか着物とかを織ることにこだわり過ぎて、自分を見失っていた。



あまりにも子供だったと思う。



これからは、自分の出来る範囲で、どれだけ良い布が織れるかに、努力と命の時間を注いでいこうと思っている。



Posted by おいもちゃん at 01:49│Comments(0)
 
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