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2010年09月24日

愛知の夜*おいもの旅日記~奈良・愛知編~最終回

奈良、愛知と旅している間に体力の限界を感じた私は、一日早く帰ろうかと考えていたが、まめちゃんのリズムワープの店で出会ったマッシュが食事でもどう?とメールしてくれたので、やっぱり愛知にとどまることを決め、名古屋ゲストハウス音速別荘という沖縄ライクの宿に泊まることにした。


宿に荷物を置いて、少し休んでから、マッシュと一緒に夕飯を食べた。


マッシュは私と出会えたことをほんとうに喜んでくれて、私も名古屋に来た甲斐があったな~と思った。


染織の先輩として少し役に立つアドバイスができたようでよかった。


しかし、疲れてた癖に、いきがってビールなんか飲んだせいで、何だかボーっとしてきて、マッシュに「おいもさん、大丈夫ですか?宿まで送りましょうか?」とまで言われ、いや大丈夫、ありがとうと言って別れたが、年下の後輩に心配されるなんて、私、もしかしてこの街で通り魔にあって死ぬのかななんて、ふっと思ったら、なんだかこわくなって、でもまだ死ねない、死にたくないわ、なんてばかなこと考えながら、宿へ帰った。


宿へ帰ると広間では宴会が始まっていて、「チューハイが余っているので、飲みませんか~?」と言うので、じゃあ、お言葉に甘えてということで、さっきのさみしさはどこ吹く風でみんなとゆんたくを楽しんだ。


面白かったのは、隣に座ってた男の人が日本の家畜や米が損害にあった時の保険会社の人で、「宮崎の牛の口蹄疫もちゃんと保険が出てるんですよ~」という話を始めて、「それで牛を見回ることがちょくちょくあるんだけど、ほおずりするとなめてほんとに可愛いんですよ~」とほんとうに嬉しそうに話すので、若干動物苦手な私もつい引き込まれて、チューハイストロングを結局全部飲んでしまった。


なんだかそこにいた人たちは妙にハイテンションで、私も久しぶりにすごい笑って、ゆきずりの人との宴も楽しいものだな~と思った。

愛知の夜*おいもの旅日記~奈良・愛知編~最終回




そして次の日、ふらふらになりながら、重い荷物をしょって、また青春18切符で平塚まで帰ったのだった。




家に帰ってしばらくたったら母が帰ってきて、「よく帰ってきたね!」とガシッと抱きしめてくれて、私はまた待っていてくれている人がいて、帰ってくる家があって、ほんとうに幸せだな~と思うのであった。



この夏のおいものひとり旅日記~奈良・愛知編~、これにて終了


次回の旅日記は新潟編の続きからです。


乞うご期待



Posted by おいもちゃん at 01:59│Comments(0)
 
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