とんとんからり♪

そわちゃんに織ってるスカーフ、先生に見せたら、「すばらしいわ！おいもちゃん、天女の羽衣のようじゃない」と言われた。




こんなに薄くて軽くて、繊細な織物は私は織ったことがない。


それゆえ、あまりにもすんなり、そうこう通し、おさ通しが終わった時には、いささか戸惑いさえ覚えた。


けれど、先生はこれが半年間の成果だって言ってくれた。


今日すごく嫌なことがあって、激しく泣いたのだけど、先生は厄落としだって言って励ましてくれた。


私が先生のおうちに行って習うことはもう昨日で卒業で、これからは、東京の学校に通うのだけど、これからも先生は織った布や、紡いだ糸を見てくれると言っていた。


先生と過ごした半年間は私にとってかけがえのない宝物です



これからも先生は私の憧れであり続けるでしょう


先生ありがとうございました。